漢タロウ薬局　季節のトラブル・ピックアップ　紫外線対策・ＵＶ化粧品　汗による化粧崩れ対策

季節のトラブル・ピックアップ

スタッフ：せっちゃん

ビギナー：ハナコ

アツーイ夏、ギラギラ太陽はできれば避けたいけど、お出かけ対策を万全にして、さあ、思い切って外へ出かけましょう。

夏を元気で乗り切るために、今日は、せっちゃんに、たくさん教えてもらいます。宜しくお願いします。

紫外線対策、ＵＶ

美白ブームだし日焼けはしたくないなぁ。紫外線について教えて！

主な紫外線には、ＵＶ-Ａ波とＵＶ-Ｂ波があります。
・ＵＶ-Ａ波：生活紫外線。気になるシミ・シワの原因。
・ＵＶ-Ｂ波：有害紫外線。恐い皮膚ガンや白内障も引き起こす場合もあるそうです。

その「ＵＶ」って化粧品や衣料にも出てくるけど、もっと教えて！

下の表はＵＶの数値表示などをまとめたものです。
難しいかもしれないけど、じっくり読んでみて。

紫外線

お肌への影響

数　値

Ｕ　Ｖ

表　示

効　果

Ａ波

シミ・シワ・日焼け・肌の老化

ＰＡ

＋　(日常生活)
＋＋　(野外スポーツ)
＋＋＋　(炎天下)

＋の数が増えるほど、効果大

雲やガラスも透過

Ｂ波

炎症を起こし、ヒリヒリさせる
肌荒れの原因

ＳＰＦ

SPF10　
　　～SPF50

数値が高いほど効果大だが、肌への負担も増す

曇りのときは、届きにくい

＜ＵＶ化粧品の理想数値＞

ａ．買い物や普段の生活

SPF10、PA＋

ｂ．野外でのスポーツ

SPF30、PA＋＋

ｃ．海水浴・炎天下レジャー

SPF30～50、PA＋＋＋

うーん、少し分かったような…
では、普段の生活で特にどういうことに気をつければいいの？

そうですねぇ、夏はレジャーに出かけることも多いし、そこらへんも含めて、まとめてみました。

ＵＶ化粧品

・普段は２種類程度を用意して、使い分けるのが理想ですね。
・シミを防ぎたい方は、曇りでも「＋」表示のＵＶものを付けたほうがいいですよ！
・使用後は洗い流すことを忘れずに。肌への刺激が気になる人は、子供用もいいですね。

ファッション

濃い色は、紫外線をカットしてくれるのですが、熱も吸収しやすいですね。
ＴＰＯに合わせて、ＵＶカット加工衣料・日傘・つばの広い帽子・長い手袋・サングラスなどを上手に利用しましょう。

海辺

日なたで20分、日陰でも１時間外にいると日焼けしてしまうので、対策を万全にしましょう。
急に日焼けをすると、やけどと同じように炎症を起こすので、とにかく肌を冷やすこと！海水を真水で洗い流し、化粧水などでクールダウンしましょう。

山・高原

空気が澄んで気持ちがいい山は、紫外線も透過しやすいので、要注意です。
場所や状況によっては、紫外線が海辺より強いことがあるので、日焼け止めクリームなどの対策を忘れずに！
（AM10:30～PM2:30がピークで、それ以外はかなり弱くなるようです。）

食べ物

ビタミンＣ：メラニン色素を押さえたり薄くする働きがあります。
ビタミンＥ：新陳代謝を活発にして、シミ・ソバカスをできにくくします。

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化粧崩れ対策

涼しい朝には綺麗にのったお化粧が、汗で崩れてショック…。何かいい方法あるかなぁ？

ベースでの毛穴引き締め効果として、まず、化粧水はコットンでしっかり、Ｔゾーンを中心にヒンヤリするまでパッティング。
手ですると体温であったまるのでダメ。
下地クリームは乾くのを待って、肌になじませましょう。
多すぎたり、なじまないと崩れる原因になります。
（急ぐ時は、ティッシュで水分をおさえてもいいです。）

へぇ～。他にも方法はありますか？

ファンデーションは、日焼けしないように厚塗りしたくなるけど、化粧崩れのもとです。特にＴゾーンは注意ね。
仕上げのパウダーは、余分な油分を吸ってくれるけど、大切な水分までも吸ってしまうので、目の周囲は控えめにすること。
乾燥肌にとってはシワが目立つことにもなるから、余分な粉はブラシで取り除いたほうがいいです。

それでも化粧崩れが起きたら？

そのままでは、くすみ等の肌トラブルの原因になってしまいます！
でも、いきなりファンデーションはダメですよ！時間が無ければ、油とり紙かティッシュで浮き出た脂を吸ってから、少し指で馴らすといいみたい。その後で、ファンデーションを薄く重ねること。

なるほどね。
もし、時間にゆとりがあった場合、1番ベストなお直し法は？

クレンジングシートやローションで崩れたところを拭きとってから、薄く下地・ファンデーションを塗ります。

もしも汗が乾いて粉を吹いていたら？

もう一度、その上からノンオイルの化粧水をスプレーするといいようです。