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2007年 バックナンバー |
9月 |
かくれた肥満、内臓脂肪型肥満をチェック |
年齢を重ねるごとに徐々に体重が増えてきている方はもちろんですが、そう体重が増減していない方でも、体内脂肪の内容が変わっている場合があります。俗に肥満と言うのは、皮下脂肪が余分にたまって体重に影響してきて太ってきたなと実感します。ところが最近よく言われ出したことなのですが、体脂肪には皮下脂肪のほかに内臓脂肪と言うものがあるそうです。
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8月 |
猛暑退散! 早く来い来い、すずしい秋! |
●危機一髪! 「かき氷の日」
皆さん、「かき氷の日」という記念日があるのをご存知ですか? 実はわたしも今日まで知らなかったのですけど、「日本かき氷協会」という団体があって、その団体が制定した記念日なのです。ではいったいいつが「かき氷の日」なのかと申しますと、ここ山形で74年前に、日本最高気温を記録した7月25日が、この名誉ある記念日だったのだそうです。>>>続きを読む |
5月 |
過ぎたるは及ばざるが如し! |
10代後半の女性のうち4割の方がダイエットをしています。その話を聞いて思い出しました。1970年代から80年代活躍した、カーペンターズのボーカル、カレン・カーペンターの死です。彼女の死は、過度なダイエットの危険性を世に知らしめてくれた最初の事件でした。続きを読む>>> |
4月 |
笑いの味にもいろいろございます! |
最近、どちらを向きましても、なかなか、爽やかなニュースだとか、明るく笑える話題に巡り逢うのが難しいように感じます。先日、クレージーキャッツの植木等さんが亡くなられました。シャボン玉ホリデーのコントで、「およびでない」のギャグを飛ばし、日本中を笑いの渦に巻き込んだのがつい昨日のことのように思い出されます。私たちを勇気づけ、励ましてくれた植木さんのご冥福を、心からお祈りいたします。
そうですね、あのころは戦後の困難な時代を経て、日本もようやく復興し、奇跡の高度成長の真っ只中でした。さらに、所得倍増計画が着実に実を結び、世界第二位の経済大国にまでのぼりつめ、日本中が明るく元気で、笑いが溢れていましたよね。
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3月 |
健康と幸せはお母さんの味から |
でも、子供のころお母さんが作ってくれた山菜の煮物とか、卯の花、ひじきの煮物、お漬物の味をときどき思い出して、無性に食べたくなって作ってみたりするのですが、あのお母さんの味とは程遠くて、少し寂しくなったりしてしまいます。そうなんですね、今の私の健康と幸せは、あのお母さんの手料理が下敷きになっているのだなと痛感します。
このことは絶対忘れたくは無いことです。健康と幸せは、こんなところから始まっていくのではないかと思います。
さて、今月の健康コラムは、昨年開催いたしました、「第一回 漢タロウ薬局 健康の集い」にご参加いただきました、園部節子様の感想を掲載させていただきます。続きを読む>>>
さらにもう一点、昨年暮れ、日本薬用植物友の会山形支部主催で、「家庭の薬膳教室」の講師を申し付かり参加してきました。その報告もあわせて掲載いたします。良かったらちょっとのぞいて見てください。詳しくはこちらから>>> |
2月 |
こころは元気ですか? |
アンチエ-ジング!
見た目もカラダも10才若返るために…
ここ2〜3年、全国いろいろな街にお邪魔した際に、一貫してお話しさせていただいていることが、「元気で長生き」のためには「こころ」と「身体」の健康がともに大切であるということです。というのも、この二つの要素が元気でお互いに助け合うことで、現代のストレス社会においてもバランスのとれた『健康長寿』が可能になってくると考えられるからです。(続きを読む)
湧永製薬株式会社 学術部
“ドクターK”こと 山崎 毅
Takeshi Yamasaki, DVM,PhD |
1月 |
「カラダとココロの掃除」 |
最近気づいたことがあります。家の玄関を掃除していたときです。普段、気づかない汚れがこんなにもあるのだと言うことに驚きながら作業をしていました。(続きを読む) |
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2006年 バックナンバー
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11月 |
10/11月特別合併号
漢タロウ薬局 第一回
健康の集い |
満員の研修室内は終始明るく、ユーモア溢れる話術に魅せられた2時間でしたが、特に印象深かったのは「人間の寿命は、125歳」という話でした。人間の身体的成長期は25歳までだが、哺乳動物の寿命は成長期の5倍、即ち125歳と言うもので、ギネスブックにも載ったフランスのカルメンさんが実証したとのことでした。
“125歳”まで私は生きる!(ソニーマガジンズ刊)を書いた渡辺弥栄司氏(弁護士・88歳)は、85歳で司法試験に挑戦し一発合格した人だそうで不老の手本と言えましょう。(続きを読む)
フォトリポートはこちらから |
9月 |
〜人とブドウの甘い関係〜 |
ブドウは最も古い栽培植物の一つと言われるほど付き合いが長いのですが、世界の神話にも脇役として大いに活躍してきました。古代エジプトではオシリス、ギリシャでは酒神ディオニュソス(バッカス)にささげられ、その神の力としての豊穣(ほうじよう)を象徴しました。ブドウは生命と歓楽と祝祭に欠かせないシンボルなのです。それは、実が房状に沢山なることからイメージされるのでしょう。(続きを読む) |
8月 |
〜豆で達者に〜 |
「枝豆の由来」 そもそも枝豆は、夏の盛りに農作業で疲れた体を癒し、栄養補給の意味もかねて、若取りした「枝付き豆」をゆでて食べることが風習となったのではないかと思われます。それがちょうどお盆の頃と重なり、お供えの一つになったのでしょう。枝豆の歴史は古く、大豆が日本に伝わったのは縄文時代〜弥生時代だといわれていますが、江戸時代の頃には現在のように枝豆として食べられるようになったそうです。(続きを読む) |
7月 |
〜紅花の面影〜 |
紅花は、血行をうながし鬱血を除く漢方薬として用いられてきました。
紅花に含まれる成分(リノール酸など)には血管を拡げ、血圧やコレステロール値を下げる作用があります。狭心症、高血圧、高脂血症、脳血栓、脈管炎などの循環器系統の病気の...
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6月 |
サクランボは「そっと、そぉーっと!」 |
漢方では「一切の虚症を治し、疲労を回復させ、皮膚を滋養し、潤す」と言われています。また、意外ですが、強壮剤としても効くそうです。顔色をよくし、美人をつくるといわれています。
消化を促進する働きもありますから、体が弱っている病後や疲労の...(サクランボ・続きを読む) |
5月 |
細竹は細いだけではありません |
笹の成分として注目を集めているのが、多糖類のアラビノキシラン(アラビノースとキシロース)の作用による、血液の浄化と免疫力の向上です。それとタンパク類、リグニンの制がん効果などが挙げられるでしょう。
笹のみどりが、私たちの赤い血を...(細竹・続きを読む) |
4月 |
ウコギの秘密 |
ウコギには、ヤマウコギ、ヒメウコギ、エゾウコギなど数種類が知られています。日本全国に広く分布しています。枝には細かいとげがありますので、摘むときには注意が必要です。ウコギ類は昔から強壮剤として利用されており、中国で「五加皮(ウーチャピー)」と呼ばれ...(ウコギ・続きを読む) |
3月 |
山形の雛祭りには「アサツキ」 |
江戸時代の食品解説書『本朝食鑑』(1697年)と言う本に、アサツキは「気を下し、食を消し、また能く食を進める」とあります。
「気を下す」とは、漢方で言うところの「気」を体外に排除するということです。つまり、邪気(よくない気)が体内に蓄まると病気が発生するので...(アサツキ・続きを読む) |
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2005年 バックナンバー |
12月 |
納豆汁 |
「納豆汁」は、冬期間の蛋白の源でもあり、日照が不足しがちなこの時期にビタミンを補うためにも利用されていました。先人たちが厳選した具の数々、生活の知恵がつくりだした郷土の味といえます。...(納豆汁・続きを読む) |
11月 |
コンニャク(蒟蒻)効果 |
昔からコンニャクは利尿作用に優れているので、膀胱炎・膀胱結石によいといわれてます。また、ノンカロリーなのに、「お腹のお掃除やさん」と言われるほど食物繊維がたっぷりで、まさにダイエットにピッタリ。...(コンニャク効果・続きを読む) |
10月 |
ほろ苦きこと「あけびの思い出」 |
昨日、八百屋の店先に淡い紫色のお稲荷さんの形をした「あけび」を見つけました。これが、あけびです。子供のころ里山で遊んだことのある方なら、あけびの甘い実でのどを潤したことがあると思います。...(あけび・続きを読む) |
9月 |
もってのほか(菊の花は食べても効く) |
昔から季節になると手軽に酢の物や和え物にして食してきました。普通、食用菊というと黄色い花を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。「もってのほか」は...
(もってのほか・続きを読む) |
8月 |
山形の風物 「いも煮会」 |
この「いも煮」というお料理を、漢方の食医の観点からお話させて頂きますと、先人の大いなる知恵が隠されているように思えます。暑さが厳しい夏は、当然「冷え」の野菜が...
(いも煮会・続きを読む) |
7月 |
誤解の多い「夏バテ」 |
冷たいジュースは甘いのでまた喉が渇きジュースを飲む・・・という悪循環を繰り返してしまった経験はありませんか。しかも、カロリー超過になり、体重が増えて...
(夏バテ・続きを読む)
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6月 |
冷房病は辛いです |
冷房病は、特に女性に多いといわれています。男性に比べ、女性は肌を露出する服装が多く、よけいに身体を冷やしてしまうからです。さらに下半身を締めつけ...
(冷房病・続きを読む) |
5月 |
熱中症にご用心 |
熱中症を起こしやすい疾病や治療薬は、様々なものがあります。もちろん、元気な高齢者や若者でも熱中症に注意が必要なことは言うまでもありません。屋外だけでなく...
(熱中症・続きを読む)
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