先日、インターネットを見ていましたら、とても興味深いページを見つけました。茨城大学人文学部 真柳 誠(まやなぎ まこと)教授のページでした。
タイトルが、「医食同源の思想−成立と展開」といいます。
読み進めていきますと、ちょっとビックリするような記事がありました。それは、「医食同源」という言葉が、日本で作られた言葉であって、中国に行って「医食同源」という言葉を使っても通じない可能性があるかもということでした。
経緯はこうらしいのです。ある料理学校の校長が、1972年NHK『今日の料理』に出演しました。テーマは体によい料理ということで、「中国の薬食同源」を紹介することになったそうです。ただそのとき、薬では化学薬品と誤解されるのではということで、薬を医に変え「医食同源」と造語したというのです。
同じ記事にもう一つ面白い事柄が紹介されています。「薬膳」という言葉についてです。
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